雨の日に観たい。映画「言の葉の庭」の季節がきました。
こんにちに。305(@mok_freedom)です。
今は梅雨真っ只中。
しとしと。ジメジメ。嫌になる時期でした。
でも雨の日が続くと必ず観たくなる映画があります。
新海誠監督の「言の葉の庭」
この映画、知ってる方いらっしゃると思いますがどうでしょう?
今回はこの映画についてお話していきます。
「愛」よりも昔、「孤悲(こい)」のものがたり
この映画は、靴職人を目指す高校生のタカオが雨の朝に偶然出会った年上の女性ユキノに出逢い次第に心を通わせていくものがたりです。
この映画を知ったのは上映された2013年。
もともと新海誠さんの「秒速5センチメートル」が好きで新しい映画が上映されると知って観たのが「言の葉の庭」です。
約束もないまま雨の日だけに出会う2人。
自分の居場所を見失ってしまったユキノ。
そんな彼女の為に歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。
でも2人の思いをよそに梅雨が明けてしまう。
近いのに遠い。
届きそうで届かない。
そんな切ない、でも真っ直ぐな思いを感じる映画です。
情景の美しさがそれぞれの心を映しているよう
物語は梅雨の時期をスタートに季節が移り変わります。
雨の降る街や公園。
強い雨や弱い雨。
それがそれぞれの心を表現しているようでとても綺麗だと思いました。
もともと新海誠さんの映画はアニメーションが素晴らしいで有名なので余計にそれを感じます。
地面に叩きつける雨粒や雲の隙間から見える太陽、池に映る木々の緑も季節の移り変わりを感じます。
とてもアニメーションとは思えない感じです。
私たちが今見ている同じ雨なのに見え方が一気に変わりますね。
単純な私は雨の外を眺めるのが好きになりましたよ。
言葉のひとつひとつが響く
タカオやユキノ、それぞれが口にする言葉が情景を更に美しくさせます。
素直な言葉の中に含まれている繊細な気持ちが映画に良く合ってる。
映画なのに小説を読んでいるような言葉選びが私はすごく好きです。
因みにアニメ映画だけでなく小説もあります。
また声を当てている声優さんの声のトーンや間がすごい。
私アニメ大好きなので自然と声優さんも好きなんですがやっぱり素晴らしい。
この映画はどちらかというと起伏のある映画ではなく静かな映画なので、キャラの声がわちゃっとする感じじゃないんです。
スーッと耳に入ってくるのでとてもいいんです。
静かで大人なアニメが好きな方には持ってこい
いわゆる「ドキドキ胸キュン!」という恋愛アニメが好きな方は物足りないかも。
この映画は静かに観たい映画なので。
なので1人で観るのがいいのかもしれません。
本編は46分とアニメ映画としては長くない方なので観やすいと思います。
終盤にかかる曲やエンドロールは本当に神。
私はそのあたりで毎回泣いてしまいます。
そのシーン本当にすばらしいのです。
ぜひ映画気になった方はぜひ観てください。
今が本当にいい季節だと思います。
では さらばっ
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