まさかの結末。洋画「オンリー・ザ・ブレイブ」レビュー!(⚠︎ネタバレ有)
こんにちにち。305(@mok_freedom)です。
今回は洋画「オンリー・ザ・ブレイブ」を観たのでそちらをレビューしていこうと思います。
映画を観ようと思っている方のご参考になれば…!
⚠︎ネタバレがあります。
その際は表示しますので回れ右で宜しくお願いします。
洋画「オンリー・ザ・ブレイブ」とは?
森林消防士達の実話をもとにした洋画になります。
大規模な山火事に立ち向かう森林消防隊の決死の活動を映しています。
まずこの作品のベースが実話という事を知りませんでした。
調べるとベースとなっているのは2013年にアメリカのアリゾナ州で発生した巨大山火事「ヤーネルヒル火災」だという事が分かりました。
ぜひ映画を観てから調べる事をオススメします(ネタバレになるので)
▼あらすじ
クスリ漬けで堕落した日々を過ごしていた主人公ブレンダンは恋人の妊娠をきっかけに真面目に生きることを決意、地元の森林消防団に入隊。
ブレンダンは日々地獄のような訓練を過ごしながらも、チームを率いるマーシュやチームの仲間たちとの絆を深め、成長していく。
そんなある日、山火事が発生。ブレンダン達はさらなる延焼を食い止めるべく山に向かう…。
森林消防団や山火事がどんなものなのかイメージしにくかったんですがストーリーを観ていけば分かりやすく説明してくれています。
森林消防団になるための過酷さ、自然の怖さ、支える家族やパートナーの葛藤。
その中での個々の成長を感じる出来事があり考えさせられる内容になっています。
だからといって重苦しいシーンばかりでなく、クスっとする男臭いノリなんかもあってそこのメリハリが映画をダラっとさせてない感じがしました。
ここに衝撃を受けた!
ここからはネタバレ注意なのでOKな方のみどうぞ!
最後の大きな山火事シーンでは主人公のブレンダンがチームとは別で動くんですがそんな辺りからハラハラが止まりませんでした。
迫りくる炎の動きが全く読めないので森林火災を食い止めるというミッションよりも自分の命をちゃんと守ってくれー…!となってしまいます。
ブレンダンは他の隊の人に助けられ自分は基地で待機を命じられました。
ですが仲間はまだ山火事現場にいます。
あっという間に炎に囲まれた身動きが取れなくなり、航空消防ともうまく連携がなされなかった。
訓練でいつもやっていた防火用テントを身に纏い迫りくるこの炎をやり過ごす事を決めます。
結果は防火用テントの意味はなく仲間は全員死亡。
主人公だけが生き残るという衝撃的な結果に…。
部隊の方たちの写真や名前がエンドロールで流れるんですがそれがあまりにもリアルで切なかった。
みんな20代の若い方ばかりで中には奥さんが妊娠されてる方もいらっしゃったそうで。
自分の命をかけて立ち向かった彼らの思いに拍手と、残された遺族の方への壮絶な喪失感を思うとちょっと重い内容だなと感じました。
個人的感想
正直終盤のシーンでは涙が止まりませんでした。
まさかこんな結果になるとは思っていなかったので。
ですがこういう事実を知るという事はとても大事な事だと思うので映画をきっかけに山火事の怖さや自然の恐ろしさ、そしてそれに立ち向かうプロ達の強さを感じれました。
個人的にこの映画を観て疑問に思う事もありました。
・なぜこの山火事がここまで酷くなってしまったのか
・どうして航空消防との連携が上手く取れなかったのか
・この火事を教訓に何が変わったのか
この山火事自体から得たもの、活かしていく事、原因などが殆どなく亡くなった部隊の仲間を追悼するという感じだったのでできればそこの辺りも映画の中にあれば観ている人も更に関心が生まれるんじゃないかなと思いました。
ですがとてもメッセージ性のある映画です!
いかがだったでしょうか?
気になる方がいらっしゃればDVDやレンタルもありますのでぜひご覧ください!
では!さらばっ
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