洋画「ホテル・ムンバイ」は衝撃的な作品だった
こんにちにち。305 (@mok_freedom)です。
最近はおうち時間がいっぱいあるので気になっていた映画をよく観ております。
今回は、洋画「ホテル・ムンバイ」をレビュー!
映画を観ようと思っている方のご参考になればと思います。
⚠︎ネタバレ箇所あり。その際は表示します!
洋画「ホテル・ムンバイ」とは?
2008年に起きたムンバイ同時多発テロの際にタージマハル・ホテルに閉じ込められ、人質となった500名以上の宿泊客とプロとしての誇りをかけて彼らを救おうとしたホテルマンたちの姿を描く実話をもとにした映画となっております。
そもそも「ムンバイ同時多発テロ」というのをご存知の方はいらっしゃいますか?
私、全く知りませんでした。
これはニュースにも取り上げられていたとは思いますが全く記憶にないです。
テロは日本にいると巡り合うことがない出来事かと思うので世界では同じ時にこんな事が起きていたんだなと思いました。
映画ではホテル・ムンバイを舞台としていますが実際のテロはホテルだけでなく鉄道、駅など人の多い場所が襲撃されたそうです。
このテロで死者や負傷者が多く出たのはそうですが映画の舞台となっている「ホテル・ムンバイ」では何が起きていたのか?
ここに衝撃を受けた!
ここからネタバレ有り。
大丈夫な方だけお進み下さい。
まずは実話である事。
そもそもテロが起きているのを知らなかったのでかなり衝撃的でした。
もちろん映画なので多少の脚色はしているかもしれませんが、とにかくリアルに描かれています。
テロリストも若者で信仰している宗教の長がイヤホンで指示をしてそれをテロリスト達は実行していくというものでした。
宗教の自由はありますがやはり過激化してくるとこういう事が起こるのでしょうか。
なんの躊躇いもなく当たり前の様に銃を乱射して人が死んでいきます。
殺すことがいけない事とは全く思っていません。
この作品ではテロリストは「アッラー」(イスラム教における全知全能の唯一神)を信仰してるみたいでした。
行き過ぎた宗教の信仰は時に人を殺めてしまうのでしょうか…。
ホテルマン達のプロ意識!
自分たちの命もかえりみず「お客様第一」で戦い抜いたホテルマン達に拍手でした。
料理長がストーリー中盤で「家族や守りたい人がいるスタッフはここで逃げればいい。誰も悪くない」というような事を言っていましたそこでホテルを出るホテルマンもいるわけです。
生きて帰りたいから。
ですが最後までホテルマンとしてお客様を守ると決めたホテルマン達もいて。
何を選んでも間違いではないという選択を与える料理長、それについていくと決めたスタッフも素晴らしいと思いました。
またフロントスタッフがテロリストから脅されながらお客様に嘘の電話をして部屋を開けさせ、そこで仲間のテロリストが部屋のお客様を殺すシーンがあります。
受話器越しにお客様の悲鳴が聞こえてきて耐えられなかったのでしょう。
「次の部屋に電話しろ」と言われてもフロントスタッフはしませんでした。
お客様を守る為です。
結局フロントスタッフは射殺されてしまいましたが最後までホテルマンとして生きました。
最後一気にホテルを駆け抜けて残ったお客様とホテルマンで脱出する際にも激しい銃撃戦は起こりますがそこで国の部隊が来てそこからは一気でしたね。
逃げ切れた方もいらっしゃいますが中にはその際に亡くなった方もいる。
ホテルマンが犠牲となったシーンもあったので胸が苦しくなりましたね…。
無事に脱出できた主人公のホテルマンと料理長が抱きしめ合うシーン。
そして家に帰って主人公が家族と抱き合うシーンにはジーンときました。
こんな事あってはならない事だと思いながら、これが本当に起きたんだと思うと恐ろしくて言葉がでませんね…。
それくらいかなりリアルに描かれています。
個人的感想
普段こういう映画は観ないんですが旦那さんが「気になっていた」と言っていたので一緒に観ました。
観なかったらきっと知らなかったなと思います。
日本は銃社会ではないので無縁な話なのかと一瞬は思いますがそうではないかも。
これが当たり前に起きる事があるかもしれないと思うと怖いなと思いました。
また映画のリアリティは本当に素晴らしく「人の生と死」が生々しく描かれています。
他にも出てくるキャラクターがそれぞれの立場で戦っています。
色んな人がいて色んな思いがあるんですよね。
だから「リアル」だと。
この映画 本当に衝撃的なのでぜひ観てほしいと思います!
では さらばっ!
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