私が自分で決めた事
こんにちにち。305(@mok_freedom)です。
今回は私が今まで生きてきた中での大きな決断について話します。
今現在28歳ですが、ここに来るまで色んな選択をしました。
皆さんもそうだと思います。
1番最初の大きな選択は私は高校1年の時。
両親が離婚しました。
母親に「どちらについていくか305が決めて。もし私について来るなら、生活を守る事しか出来ない。だからそれぞれで頑張っていく事を覚悟して欲しい」と言われました。
父について行くと金銭的な面での不安は一切なかったと思います。
高校どうすればいいんだろう。誰についてけばいいんだろう。
一瞬、迷いました。
ですが母は1人では到底生きていける程の強さはない人でした。
私は母について行く事を選びました。
1人には出来なかったからです。
まず生活をしていかなくてはいけません。
母が言っていた「それぞれで頑張って行く覚悟」とは「働く事」でした。
元々 高校入学してすぐにバイトを始めていたので働く事に抵抗は一切ありませんでしたが、同級生がバイトでお小遣いを稼ぐくらいのお金が欲しい訳ではありませんでした。
高校は服飾系でしたので授業でいる生地や付属はもちろん、コンテストのお金も全てそこから捻出します。
更に学費、通学の為の定期(バス、電車)、ケータイ代、お小遣い。
少しでも余れば口座に貯金をしていました。
当時のバイトはスーパーのレジで時給680円。
平日の1日だけ休んであとの週6(平日4日、休日2日)は出れる限りバイト。
バイトが終わったら家にまっすぐ帰ってそこから学校の課題で徹夜。
気付くと朝でそのまま学校。
授業を受けて終わったらすぐバイト。
このルーティーンを卒業するまでずっとしていました。
母も朝から夜まで仕事をほぼ入れていたのでまともに会話するのは夜だけでした。
お夕飯もバイトしていたスーパーの見切り品のお惣菜やお弁当、お寿司を食べて。
母が夜仕事がない時は美味しい手料理を作ってくれました。
最初 アパートに引っ越してきた時はテーブルもテレビも何もなかったので床に座って食べてました。
側から見たら惨めな生活を送っているように見えていたと思います。
母も一人親になって、女性だったのもあって舐められてたまるかと見えない所で泣いているのも知っていました。
でも、生きる事に必死でした。
「かわいそうだね」って言われたくなかったんです。
私は自分でこれを選択したからです。誰も決めてない、私自身が決めたからです。
友達はカラオケに行ったりゲーセン行ったり遊びに行ってました。
それを横目に私はバイトに向かう。
あの時 それを「なんで私だけこんな思いをしなきゃいけないんだ」とは思いませんでした。
一緒に母についてきた姉も全く同じ事を言っていました。
誰も責めたくありません。
離婚は親の都合だとは思いますがそこは私たち子供では到底理解できない所です。
「家族」ですが「母親」ですが「ひとりの人間」だと思いました。
怒涛に過ぎていく毎日を必死にこなしながら高校を辞める事はしませんでした。
頑張って入学した学校だったので意地でも卒業してやる!って思ったので(笑)
それに両親が入学するのにお金を出してくれた事を無駄にしたくなかった。
無事に卒業するのが親孝行かなって。
なので無事に卒業が決まった時はみんなで泣きました。
進路も、もちろん就職です。
進学は選択肢にありませんでした。
ありがたい事に就職先の社長は私の家庭環境を理解した上でその「働く力」をかって下さいました。
挫けそうにもなりましたが全部無駄じゃなかったんだと思いました。
今はその会社も退職して違う会社に勤めていますが全てが活きています。
会社では19歳で使い物にならなくてボロクソに言われましたが今はへっちゃら(笑)
笑って流せる事も出来るようになったので成長ですよね。
仕事というものの仕方もしっかり教え込まれたのは感謝しています。
休みもままならないくらい大変な会社でしたが「働く大変さ」と「お金の大切さ」を改めて感じることができました!
いつの時も誰かに決められた事をしている訳じゃありません。
「迷い」ながらも自分自身が「決断」したんです。
明日 28歳から29歳になりますがこの1歳を節目に私自身が「生きていく」事を迷わず決めて毎日を楽しく生きていこうって思います!
書いてないだけで他にも色んな決断をしてきましたがそれも今は全部良かったって思える!
私、 今、 幸せです!
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